最近のプリキュアシリーズが完全におかしいのだが
ここのところ、プリキュアシリーズが面白くありません。2013年までは、放送終了後、レコーダーで夜に再度通して見ていたのですが、2014年のハピネスチャージプリキュア以降生放送で見ることをしなくなったことをはじめ、今回のキラキラ☆プリキュアアラモードからは、レビューの視聴だけになってしまいました。しかし、東映アニメには、なぜか勢いがついている感じがします。これはどういうことなのか、ちょっと考えてみました。
1.視聴率だけで、「人気がある」という神話は崩れた
プリキュアシリーズといえば、長年、ビデオリサーチの視聴率アニメ部門トップ10に常連として入っていました。しかし、年々平均視聴率は低下し、ここ2~3年トップ10にも入らなくなる週がちらほら見られるようになりました。NHKのアニメ「おさるのジョージ」や「ひつじのショーン」にも負けるようになりました。以前、東映アニメの株主総会では、アイカツ!や妖怪ウォッチを叩いていましたが、それも下火となってしまい、現在では、平均視聴率が3%台と苦しくなっております。魔法つかいプリキュアの平均視聴率では3.2%と前作Go!プリンセスプリキュアをかなり下回ってしまいました。
しかし、驚いたデータがあります。バンダイから出している玩具すなわちグッズは、魔法つかいプリキュアで回復傾向にあったのです。2015年度では66億円だった売上が、75億円まで回復していたのです。これはいったいどういうことなのかちょっと考えてみました。
魔法つかいプリキュアのグッズは、数…